受験を辞めたいと言った翌日、娘は…
受験を辞めたいと涙ながらに訴えた娘。
その翌日、自分から勉強道具に手を伸ばすことはありませんでした。
しかし私は、「勉強しなさい」という言葉はあえて一言も口にしませんでした。
この日は塾の最後の授業の日だったので、
「今日は最後の授業だから、塾には行ってきたら?」
とだけ声をかけたのです。
オンライン受講中に見えた「まだ完全に諦めたわけではない」姿
少し渋った娘は、
「オンラインで受けたい」
と言い、自宅でオンライン受講を選択。
授業が始まると、
- 急遽必要になったプリントを「急いでプリントしてほしい!」と依頼
- 先生の話を真剣に聞き、ノートに板書
普段通りに受講している様子から、
「完全に勉強を放棄したわけではない」
と感じることができました。
将来像や受験については語らなかった娘
この日、娘から自発的に
「将来どうなりたい」
「受験を続けたいかどうか」
について話すことはありませんでした。
夜、夫に相談すると
「まだ小学6年生なんだから、何のために受験するかなんて、考えろって言う方が無理だよ。自分が同じ頃、そんなこと考えてたか?」
と言われ、ハッとしました。
確かにその通りかもしれない…。
でも、たとえ答えが出なくても、考える機会を持つことは大切だと、私は思っています。
今は焦らず「見守る」ことを選択
正直なところ、
「受験を続けるかどうか、早く決めて動き出したい!」
そんな焦りもあります。
でも、焦って無理に答えを出させることは逆効果。
娘が自分のペースで、心を整理できるよう、
今はじっと耐えて見守ることにしました。
おわりに|娘がまた一歩を踏み出す日まで
今回の出来事で、改めて痛感しました。
- 親が焦っても、子どもの心は動かないこと
- 子どもにも「迷い、悩む時間」が必要なこと
- 勉強だけでなく、子どもの心にも寄り添うことの大切さ
受験勉強を再開するのか、受験そのものを辞めるのか。
どんな決断をしても、親は娘の味方でいようと思っています。
また次の一歩を踏み出すその日まで、焦らず見守っていきます。
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