中学受験を続けると決めた娘。
その決意に合わせて、5月末までに算数の市販問題集『塾技100』を1周しきる目標を立てました。
今回はただ解くだけでなく、誤答は5日後にもう一度解き直す復習スタイルも取り入れています。
「塾技100」とは?市販ながら内容は受験塾レベル!
『塾技100』とは、文英堂が出している中学受験算数に特化した問題集です。
100の単元が掲載されており、問題は標準〜応用レベル。
塾教材に匹敵するほどの質と難易度を持ち、市販の中では“受験生向け”として根強い人気があります。
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春に取り組んだときは歯が立たなかった…
実はこの問題集、春休みにも取り組んでいたのですが、そのときは「1周」ではなく、厳選した20単元だけを重点的に繰り返しました。
しかし初見ではほとんど解けず、娘自身も難しさを実感。
「1周全部なんて無理じゃない?」という印象を抱いていたかもしれません。
今回はなぜ「文句なし」に取り組めているのか?
そんな娘が、今回は文句一つ言わず、毎日4項目ずつコツコツ解いているんです。
これは正直、親のわたしも驚きました。
変化の理由を考えてみたところ、次の2点が大きいと思っています。
①「覚悟」が決まった
中学受験をするか悩んでいた時期を経て、“受験する”と自分で決断したことが大きい。
やらされてる感がなくなり、「やる」と腹をくくったことで姿勢が変わりました。
②基礎力が上がっていた
3月末〜5月初旬にかけて、予習シリーズを繰り返し解いてきた成果が出ているようです。
以前は解けなかった塾技の問題も、今は7割近く正解できているという事実が、娘自身のモチベーションにもつながっているようです。
忘却を防ぐ「5日後復習」もセットで実施!
今回は、ただの1周では終わりません。
誤答した問題は5日後にもう一度解く。
いわゆる「エビングハウスの忘却曲線」に基づいた分散学習です。
- 解いた直後は覚えていても、数日後には忘れてしまう
- 忘れかけたタイミングで復習すると、記憶が強化される
という科学的な裏付けのあるやり方。
問題ごとに日付を記録し、5日後の復習も組み込むことで、一問一問を確実に定着させる作戦です。
1周完走に向けて、親のサポートも継続
今のところは順調に進められていますが、全100単元を5月末までに終わらせるには、毎日コンスタントに進める必要があります。
親としては、以下のような形でサポートを続けます:
- 進捗チェック(解いた単元と正答率の管理)
- 丸付け
- 5日後復習のスケジュール管理
- 「ちゃんと時間を測って解いたか?」などの小さな声掛け
娘が“やるだけ”に集中できるように、管理・仕組みは親が担当しています。
まとめ|継続と復習の力を信じて
塾技100の1周チャレンジは、間違いなく娘にとって大きな山場の一つ。
でも今回は、
- 過去に挫折したテキストに再挑戦
- 少しずつ「解ける」が増えてきた
- 復習を取り入れた効率学習を実行中
という手応えを得ている最中です。
受験本番まで残り10か月。コツコツ積み重ねて、「やればできる」をたくさん増やしてあげたいと思います!
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