中学受験を目指すにあたって、週テストを受ける機会が増えてくると、どうしても“今週のテスト範囲”にばかり気が向きがちになります。
でも、目標はあくまで入試本番で合格点を取ること。
「テストで点を取るための勉強」から「入試に合格するための勉強」へ——
日々の学習内容は、今こそ見直すべきなのかもしれません。
週テストは大事。でも、それだけでは足りない
週テストは、理解度の確認やアウトプットのタイミングとして非常に有効です。
しかし、出題範囲が狭く限定的であるため、そこだけを重点的に勉強していては、全体の学力アップにはつながりません。
「週テストが良ければOK」という意識では、入試当日、広範囲から出題される問題に対応しきれない恐れもあります。
苦手単元・忘れそうな単元の復習は継続して取り入れる
そこで我が家では、毎日の学習スケジュールの中に、
週テスト範囲に関係なく、
- 苦手な単元の復習
- 以前に学習したけれど忘れがちな単元の再演習
を、必ず入れるようにしています。
特に算数は、「あれ、どうやるんだっけ…」となりがちな単元(場合の数、速さ、図形など)を意識的に組み込むようにしています。
志望校の過去問分析→頻出単元は最優先で対策
夏からは、志望校の過去問にも着手し始める予定です。
過去問を分析することで、
- どの単元が頻出か
- どのレベルの問題が多いか
- 記述があるか選択式か
といった傾向が見えてきます。
この情報をもとに、週テスト範囲外でも優先してやるべき単元が明確になり、学習の質が変わってきます。
我が家の学習バランスの取り方(例)
- 午前:算数(週テスト範囲+頻出単元復習)
- 午後:理科・社会(苦手単元優先)
- 夜:国語(語彙や記述対策)
テスト勉強もやるけれど、「入試を意識した単元学習」も毎日ちょっとずつ進めるようなバランスを心がけています。
まとめ|目先の点数だけじゃなく「合格する力」を育てよう
週テストはあくまで通過点。
入試本番で力を発揮できるようにするためには、日々の学習に「入試全体」を意識した工夫を入れることが重要です。
- 苦手単元は繰り返し
- 忘れがちな単元は周期的に復習
- 志望校対策は意識して先取り
この3つを忘れず、今後もコツコツと受験に向けて進めていきたいと思います!
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