【中学受験】家族会議で向き合った本音と決断の朝


朝5時半に一緒に起きて、頼まれたら丸つけだけはする——
すっかり「伴走」というには程遠くなった、最近の私のサポートスタイル。

でも、そんな我が家の空気感を見かねたのか、夫が行動を起こしました。
朝6時、娘が机に向かっている時間に「少し話し合いをしよう」と、私と娘に声をかけてきたんです。


話し合いのきっかけは「親の限界」

私は、正直に言いました。

「娘は今、“受験をやめたくない”という気持ちだけで意地になってるようにしか見えない。
一時的なやる気で、タスクも計画もまともにこなせないなら、私はもう関われない。」

前日の夜も、7時から9時の“集中すべき時間”をダラダラと過ごしていた娘。
それを見て、私は思ってしまったんです。

「本気でやる気あるのかな?」

これが本音でした。


娘の返答は「逃げ癖をつけたくない」

そんな私に、娘が返した言葉は

「受験をやめたら逃げ癖がついちゃう気がする。だからやめたくない。」

“逃げたくない”。
そう言う娘の気持ちもわかります。
でも、逃げないためにダラダラと続けるのは「向き合っている」と言えるのか——
そんな疑問も、ぬぐいきれません。


父の言葉「本気が伝わらない」

娘のやりとりを静かに聞いていた夫が、ついに口を開きました。

「本気かどうか、全然伝わってこない。
行動で示すのかと思って見てたけど、結局中途半端なんだよ。
志望校だって“本気で行きたい”っていう思いが伝わってこない。」

「目標もなく、ただ“やめたくない”ってだけじゃ、上手くはいかない」
夫の言葉には、愛情と同時に現実的な視点がしっかりありました。


娘が出した言葉「明日の朝、決める」

そんな両親の言葉を聞いた娘が言いました。

「ちゃんと考える。
明日の朝、自分の決意を話す。」

これが、娘の出した答え。
答えを今すぐ出すんじゃなく、一晩考える時間を持ちたいという意思表示でした。

私はそれで十分だと思いました。


私の気持ち:信じたいけど、もう疲れた

私の中には、ずっと矛盾した感情が渦巻いています。

  • また振り回されるのはつらい
  • 苦労をわかってくれないのが悔しい
  • でも、娘が“本気でやる”と言うなら、もう一度信じたい

よく、「親なんだから無償の愛で支えるべき」と言われます。
でも、それができない日もある。
だって私も人間だし、限界はあるんです。


明日の朝が、分岐点になるかもしれない

娘が「受験する」と決めたなら、私はまた一緒に頑張るつもりです。

そして「受験をやめる」と言ったなら、それも尊重したい。
娘の人生は娘のもの。
本人が考え抜いて出した答えなら、どちらにせよ私は応援したい。

それが、今の私の精一杯の気持ちです。


最後に

この先どうなるかはわからないけれど、
今回の家族の話し合いが娘にとって大きな節目になると信じています。

どんな答えが返ってきても、
「本気で考えた上での選択」なら、それは正解。

そして私も、その答えに全力で向き合っていきたいと思います。

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