【中学受験】やめたい親と続けたい娘──見守りに徹することにした私の選択

「やめたい」母と「続けたい」娘の話し合い

ここ最近、娘と何度も受験について話し合いを重ねてきました。
私としては、ここまで気持ちが乗らないなら「やめてもいいんじゃないか」と思っていました。
無理に続けても、親子でつらいだけ。そんな気持ちからです。

でも娘の答えは一貫していて、
「受験は続けたい」というものでした。


あれこれ言わない、タスクも渡さない “見守りスタイル”へ

これまで、毎日の勉強内容や時間割を親の私が全て決めて、
「今日はこれを」「ここまでやろうね」とタスクを細かく伝えてきました。

けれど、こなす気がない時にタスクを渡すのは、
私にとってもストレスになるだけ。
渡してもやらない。やらないから怒る。怒るとケンカになる。
そんな悪循環が生まれていました。

なので、思い切って手を引くことにしました。

娘が「丸つけして」と呼んだ時だけ、採点をする。
それ以外は自分で進めさせる。
口出しも指示も一切なしにしました。


それでも二日後には、組分けテストが迫っている

とはいえ、組分けテストはもう目前。
あと2日。

直近の週テストもボロボロだったので、正直かなり不安です。
「二日前からの追い込みでどうにかなるのか?」
答えは、たぶん「NO」でしょう。

でも、私はそれを口にしません。

「間に合わないよ」と言ったところで、
娘のやる気をそぐだけ。
今は、本人が“受験を続けたい”と選んだ責任を持って取り組むことが一番大事。


話し合い後、集中して取り組む姿が増えた娘

不思議なことに、話し合いのあとから娘の勉強への姿勢が変わってきました。

  • 机に向かってもダラダラしなくなった
  • 集中して問題に取り組んでいる
  • 丸つけの声掛けも増えた

一時は完全にモチベーションを失っていたのに、
今は自分の意志で“やる”姿勢が見えています。


でも、継続できるかは別問題

もちろん、今日の頑張りが明日も続く保証はありません。
また気分が落ちたり、解けない問題にぶつかってやる気がゼロになることもあるかもしれない。

けれど今の私は、それも含めて「本人に任せる」ことを選びました。

受験をやめたいと思っている私が、
無理に引っ張るのはもうやめようと思ったからです。


【まとめ】親がやるべきは、信じて待つこと

受験は、本人の気持ちがあってこそ。
やりたいと言い張るなら、信じて見守る。
それが今の私のスタンスです。

次の組分けテスト、正直結果は期待していません。
でも、娘自身がどれだけ“自分の意志で”頑張れるかを見守りたいと思います。

「やる」と決めたなら、その先に何が待っているかを
本人に経験させるのも、ひとつの成長の形かもしれません。

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