「やっぱりやめたい」娘の明確な意思に心がざわつく
受験をやめたいと言い出した娘。
その場では涙を流しながらの言葉だったので、感情的になっているだけかな…と思っていました。
でも、あらためて静かに「本当にどうしたいのか」を聞いたところ、
「やっぱりやめたい」と、迷いのない目で言ったのです。
ああ、この子の中ではもう決めていたんだ…。
そう思った瞬間、ショックと戸惑いが一気に押し寄せてきました。
本当にやめるの?と心の中で叫んだ
正直、まだどこかで
「また気持ちが変わるかもしれない」
と思っていた私。
でも、目の前で「やめたい」ときっぱり言う娘の姿を見て、
心の中で何度も「本当にやめるの?それでいいの?」と叫びました。
口には出せなかったけれど、親として受け止めるには時間が必要でした。
「不安だからやめたい」は逃げなのか?
娘が受験をやめたい理由は、「受かるか不安で怖いから」。
中学受験をやめること自体は、決して悪いことではありません。
子どもの心や健康を最優先すべき、という意見にも納得できます。
でも——
不安だからやめる、という理由は本当に逃げじゃないのか?
そう問いかけたくなるのも、親としての正直な気持ちです。
このまま「怖いからやめる」を選んだら、
今後の人生でも同じように「不安=回避」という選択を繰り返すのではないか…?
そんな不安が頭をよぎります。
無理に続けさせても、親子ともに苦しくなるだけ
ただ、どれだけ親が不安を抱えても、子ども自身がもう無理だと感じているなら、押しつけは逆効果。
無理やり受験勉強をさせても、
- 勉強は頭に入らない
- 子どもはますます心を閉ざす
- 親も「なぜやらないの」と感情的になってしまう
負の連鎖になることは目に見えています。
わが家にとっての「正解」はどこにあるのか?
今、私の中で揺れているのは
「辞めたら後悔するのでは?」という未来への心配と
「続けさせたら壊れてしまうのでは?」という現在の不安です。
どちらも親として、子どもを思うがゆえの悩み。
この選択が、数年後の娘にとって「良かった」と思えるものになるように。
今は冷静に、娘の気持ちに寄り添いながら、
親子で一緒に「わが家なりの答え」を探していきたいと思っています。
おわりに|揺れる時期だからこそ、立ち止まって考えていい
中学受験に限らず、「続ける or やめる」の選択はとても難しい。
でも、無理に進み続けることが正解ではないと、改めて感じています。
悩む今だからこそ、
- 一旦立ち止まっていい
- 家族でじっくり話していい
- 「辞める or 続ける」だけじゃない選択肢も探していい
そんなことを心に留めながら、
これからも娘と向き合っていきます。
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