「進みが遅い」2周目。でも、意味のある停滞です
ゴールデンウィーク明けから始めた算数の問題集「塾技100」。
無事に1周目を終え、いよいよ2周目に突入しました!
…とは言え、2周目はサクサク進むどころか、1周目以上に時間がかかる日々。
というのも、今回は「できなかった問題」を優先的に解いているからです。
苦手と向き合う2周目は、地味でつらい。でも意味がある。
1周目は分からない問題は潔く飛ばし、「まずは完走!」を目標にしていました。
そのためテンポよく進められていましたが、
2周目は“壁”に真正面からぶつかるターン。
- 解き方を忘れてしまっている
- 考え方がわからない
- 頭が混乱する
こんな問題ばかりで、娘は1問に20〜30分以上かかることもザラ。
正直、横で見ていると「そんなに時間かかるの⁉」と、つい口を出したくなる。
でもグッと堪えています。
なぜなら、この地味で辛い時間が、一番力になると信じているからです。
算数と国語は、すぐに結果が出ない教科
理社と違い、算数と国語は「覚えたら終わり」じゃない科目。
- 算数は、解法を理解し、自分で考え抜く力
- 国語は、読解力・語彙力・論理的な思考力
どちらも、短期間で伸びるものではなく、積み重ねと反復でしか育たない力なんですよね。
だからこそ、今は苦しくても、算数と国語にフォーカスして、じっくり取り組ませています。
理社は夏以降に追い込む戦略で
理社はどちらかというと、暗記や演習の量で仕上がる教科。
- 理科:用語の暗記+典型問題の習得
- 社会:歴史・地理・公民の暗記と流れの理解
これらは、時間を集中投下すれば短期間で伸びることが多いので、夏から集中的に取り組む予定です。
だから今は、算数と国語を「じっくり鍛える時間」と位置づけて取り組んでいます。
娘のイライラと八つ当たり…親も試される忍耐
難しい問題に取り組む中で、娘はしょっちゅうイライラしています。
「もう無理!」「意味が分からない!」「なんでこんなのやらせるの!」
…と、時にはこちらに当たり散らすことも。
もちろん、親の私だってイラっとします。
でも、この時間は彼女の成長に不可欠な“通過儀礼”だと思って見守っています。
ただの八つ当たりに見えても、それは娘が逃げずに向き合っている証拠なんですよね。
今後のスケジュールと狙い
今は2周目を6月中旬までに終わらせ、
その後、3周目では「2周目でもまだ解けなかった問題」だけを重点的に復習する予定です。
そして7月以降は過去問演習をスタート。
だからこそ、今の「じっくりと1問と向き合う時間」が後の自信につながるはず。
最後に:結果ではなく“過程”を信じたい
「なかなか進まない」
「また同じ問題でつまずいてる」
そんなふうに焦ってしまう日もありますが、
結果より、今の過程に価値があると自分に言い聞かせています。
娘が、苦手な問題に逃げずに向き合う姿。
それ自体が、これからの人生においても大きな力になると信じています。
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