【実録】塾なし中学受験のリアル｜メリットとデメリットを本音で紹介 | 中学受験もやもやブログ～小５偏差値３５始動～

塾なし中学受験ってどうなの？体験から語ります

塾に通わず自宅学習を中心に進める「塾なし中学受験」。
わが家は娘の受験勉強を塾に頼らず進めていますが、実際どうなのか。
今回はそのリアルなメリットとデメリット、そして塾なし受験を成功させるために意識していることを本音でご紹介します。

通塾していた頃は、夜遅くまで塾に通い、帰宅後の就寝はどうしても22時過ぎに…。
でも、塾を辞めてからは就寝時間を21:30と決めて早寝早起きの習慣が身につきました。
朝は早く起きて朝学習に充てられ、心身のリズムも安定しています。

塾のカリキュラムに振り回されることなく、本人に必要な単元に時間を割くことができるようになりました。
忘れてしまいそうな単元や、苦手な分野を重点的に復習できるのは大きな利点です。

週テストも自宅受験が可能なため、週末の予定が自由に立てられるように。
ちょっとしたお出かけや家族でのんびり過ごす時間も作りやすくなり、気持ちの余裕にもつながっています。

進学くらぶに切り替えたことで、塾通いにかかっていた月謝・交通費などが一気にカットされました。
浮いた費用を参考書や動画教材、模試に充てられるのも◎。

親のサポートは必要ですが、塾に頼らず自分で計画して進めることで、自主学習の力が少しずつ身についていると感じます。

学校から帰宅後は親がスケジューラー。
「ここからこの時間は算数の予習シリーズの第〇回の〇ページから〇ページまで」と具体的な学習内容の提示が必須。
放っておけばスマホや兄弟との遊びであっという間に時間が消えます。

どの単元を、どの教材で、どれくらいの期間で…という学習計画を立てるのは親の仕事。
単元の理解度や模試の成績を見ながら、軌道修正する柔軟さも求められます。

進学くらぶでは、週テストや組分けテストを自宅で受けます。
そのためには問題用紙・解答用紙の印刷やスキャン、提出作業を親が担当しなければなりません。
地味だけど、これが結構大変…。

一緒に過ごす時間が増える分、目につくことも増えがち。
ついイライラして口出しが多くなりがちなので、冷静なサポートを意識しないと家庭の空気がピリピリすることも…。

塾という「外部刺激」がない分、本人のやる気に波があるとそのままダイレクトに影響します。
親がうまく声をかけたり、小目標を作って軌道修正するスキルも求められます。

塾なし受験は、正直言って「親の頑張り」なくして成り立たないと感じています。
とはいえ、全面的に親が引っ張るのではなく、「親子で二人三脚」のイメージで。

特に、週テストや模試を定期的に受けておくことで、学力の現状把握や、テスト形式への慣れにもつながります。

塾なし受験にはたくさんのメリットがある一方で、親の負担や学習管理の難しさといったデメリットもあります。
でも、子どもと向き合って学びに取り組めるこの時間は、かけがえのない親子の経験だと感じています。

これから受験本番まで、親子で悩み、工夫しながら、少しずつ進んでいきたいと思います。
同じように塾なしで受験を頑張っているご家庭の方の参考になれば嬉しいです。