中学受験に向けて、夏休み前までに基礎固めをしたい我が家。
やるべきことが山のようにあり、毎日決められたテキストをひたすら解かせています。
ですが、そんな日々の中で――
娘が「頑張りたいのに頑張れない」と口にしました。
モチベーション低下のサインが…!
娘はもともと自分から「勉強が嫌だ」と言うタイプではありません。
しかし、ここ最近になって「頑張りたいのに気持ちが乗らない」と話すようになりました。
「もしかしてまた受験をやめたくなっているの?」と尋ねたところ、
「それとは違う」との返答。
どうやら最近、進めていたテキストがなかなか解けず、
「できない…」という経験が積み重なり、自信を失っていたようなのです。
難易度が原因?娘には少しハードなテキスト
思い返せば、現在取り組んでいるテキストはどれも
標準~応用レベルの問題が多く、娘の現時点の実力よりやや高め。
- 「塾技100」
- 「予習シリーズ演習問題集」
- 「場合の数」や「速さ」など、苦手単元を含む難問
確かに「挑戦」は必要ですが、
“できない”が続くとモチベーションが下がるのも当然です。
「今日は四科のまとめをやろう」と声をかけた理由
そこで私は娘にこう伝えました。
「今日は、四科のまとめをやってみようか。」
「四科のまとめ」は、これまでに取り組んだ内容を基本中心に復習できる教材。
解ける問題が多いので、“できた”という成功体験を得られるはずです。
モチベーションが下がっているときに難問をぶつけても逆効果。
だからこそ今は、「解ける」「わかる」を積み重ねることが大切だと考えました。
無駄な時間を「意義ある時間」に変える工夫
机に向かってはいるけれど、
- 解けない問題に時間を取られ
- 解説を読んでも理解できず
- ただ“座ってるだけ”のような時間が増える
…そんな無意味な時間は、勉強の効率を下げるばかり。
だから、解ける問題・得意な単元から取り組ませて、意義ある時間に変えていくことを目指しています。
まとめ|モチベーションの波に寄り添うことの大切さ
中学受験の勉強は長丁場。
ずっと高いモチベーションを保つことは、大人でも難しいことです。
今回のように「頑張りたいのに頑張れない」という娘の声は、心のSOS。
だからこそ、今は無理に難問に挑ませず、“解ける”ことで気持ちを回復させる期間にしていきたいと思います。
夏までの限られた時間、無駄にしないためにも、
親として子どもの心の声に耳を傾けて、“戦略的なペースダウン”も必要だなと実感した出来事でした。
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