娘は週に1度、スイミングに通っています。
塾に通っていた頃は、週3日の塾+学校+宿題…と、時間に追われる毎日。その中でスイミングに行く時間を捻出するのは一苦労でした。特に、塾のない平日は“自宅学習の貴重な時間”として確保していたため、「スイミングに行きたくない」とこぼすこともありました。
でも――
退塾してからは、文句を言うことなくスイミングに通っています。
「なぜここまでして運動を?」スイミングを続けさせる理由
それはただ一つ。
中学受験勉強に専念しているとはいえ、身体を動かさない生活は、子どもの健康にとってリスクが大きすぎるからです。
小学校高学年、特に6年生ともなれば成長期の真っ只中。
放課後は毎日ずっと座りっぱなし、目はテキストや画面を見続け、身体はまったく動かさない…。そんな生活を1年近く続けるのは、さすがに不自然です。
スイミングのメリットは、ただの運動にとどまらない
実は、スイミングにはこんな嬉しい効果があります。
- 全身運動で体力・筋力がバランスよくつく
- 肩こりや姿勢の悪化を防げる
- 集中力やメンタルの安定に役立つ
- 水中の浮力で心身のリラックス効果もある
また、スイミングはタイムや技術の上達が見えやすいので、自己肯定感を高めることにもつながります。
勉強がうまくいかない日があっても、泳ぎのフォームが良くなった、タイムが伸びた…そんな小さな達成感が、子どもをまた次の頑張りへと繋げてくれる気がしています。
「週1」のバランスがちょうどいい
毎日運動をさせるのは、時間的にも現実的ではありません。
でも、「週1回だけでもきちんと身体を動かす時間を設ける」というのは、かなり効果的です。
娘も、「スイミングの日は頭がスッキリする」「よく寝られる」と話しています。
何より、体調管理がしやすくなり、風邪を引きにくくなったように思います。
勉強も健康も、どちらも「未来への投資」
中学受験は確かに大事です。
でも、それを頑張る“身体”が元気でなければ、すべては崩れてしまいます。
娘には、「勉強も健康も、どちらも大事な未来への準備だよ」と伝えています。
おわりに:受験生こそ、あえて運動時間を作るべき!
机に向かう時間を削ってまで運動?
…と、以前の私は思っていました。
でも今は、スイミングを“削るべき時間”とは思っていません。むしろ、長期的に受験を乗り切るための、大切な土台作りだと思っています。
「勉強はできても、体力がもたない」では本末転倒ですからね。
これから受験勉強が本格化する夏に向けて、学習スケジュールの中に“運動時間”を当たり前に組み込むような考え方が、もっと広まってほしいなと思っています。
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